はじめよう!低体温を改善する生活
質の良い睡眠を取ろう
よく、「身体を冷やすと健康に良くない」と言われますよね。
“冷え”は身体の免疫力を低下させ、風邪をはじめとする
あらゆる病気にかかりやすい状態を作り出してしまいます。
特に最近は、“低体温”で慢性的に身体が冷えている方も多いようなので、
普段の生活の中で低体温を改善する努力をすべきです。
その一つが、「質の良い睡眠を取る」ということ。
低体温の改善と睡眠の間には密接な関係があります。
睡眠時間にこだわろう
私たちは眠っている間、
「ノンレム睡眠→レム睡眠→ノンレム睡眠」というサイクルを繰り返します。
1サイクルが約90分。
このサイクル毎に目覚めれば気持ちよく起きられると言われています。
つまり、眠りについてから3時間、4時間半、6時間、
7時間半後に起きるのが好ましいということです。
しかし、最も理想的な睡眠時間は7〜8時間を言われていますので、
7時間半がベスト!
「忙しくてなかなかそんなに寝られない」という方は、
休日にまとめて睡眠時間を確保しましょう。
眠る時は真っ暗な状態で!
「真っ暗だと眠れない」という方には酷ですが、
眠る時は豆電球も消して完全に真っ暗な状態で床に就いてください。
目の奥にある網膜が光を感知してしまうと、脳の松果体から
“メラトニン”と呼ばれるホルモンが分泌されなくなってしまいます。
メラトニンは体内リズムを整える作用を持った物質で、
睡眠の質を改善する上でとても大切なホルモンです。
脳を休ませるためにも、ぜひ気を付けていただきたいポイントです。
筋肉を上手に鍛えよう
低体温を改善する方法と言えば、やはり筋肉を鍛えることでしょう。
なんといっても筋肉は、身体の熱を産生する舞台。
熱を生み出すことができなければ体温を上げることはできませんので、
低体温を改善したいのならば筋肉を鍛えるのが一番です。
足の筋肉を鍛える
低体温を改善する上で最も効果的なのは、
下半身の筋肉をトレーニングすることです。
ご存知の通り、足は“第2の心臓”。
全身の血液循環をスムーズにする上で重要な役割を果たしています。
しかし!
とかく下半身は血行が悪くなる傾向があり、冷えやすいのです。
そこでオススメしたいのが、スクワット!
腰〜太もも〜ふくらはぎ〜足首を効率よく鍛えられるのが◎!
足腰の血行を改善して、低体温を克服しましょう!
無酸素運動を取り入れよう
ダイエットに効果的な“有酸素運動”に対して、
無酸素運動とは「少ない呼吸で短時間に強い力を発揮する運動」。
速筋と呼ばれる繊維の太い筋肉が鍛えられます。
また、脂肪分解作用を持つ“成長ホルモン”の分泌も促進!
低体温改善に必要な筋肉を鍛えつつ、
ムダな脂肪を燃やしてダイエット効果を高めることが可能です。
お風呂の時間を活用しよう
日本人は、お風呂大好きですよね。
筆者も大の風呂好き!
月に数回はスーパー銭湯や温泉に出かけます。
みなさんはどうですか?
毎日、湯船に浸かっていますか?
約41℃の湯船に10分程度浸かれば、体温はおよそ1℃上昇します。
これを毎日続けていれば、体温は少しずつアップしていき、
低体温の改善につながります。
また、入浴して身体を温めた状態で眠りに就くと、成長ホルモンの分泌も増加!
眠っている間に脂肪を燃焼させることが可能です。
忙しくてついついシャワーで済ませたくなる気持ちは分かりますが、
1日1回心身をリラックスさせるという意味でも、
バスタイムは大切にしたいものですね☆