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朝食をしっかり摂って低体温を克服!

朝食を食べていますか?

運動不足や不健康な食生活がたたって代謝が落ちがちな大人のみならず、
本来は体温が高いはずの子供にも増えているという“低体温”の症状。

特に午前中は、起きた後で体温が上がりきらず、
「ボーっとして仕事や勉強にも集中できない」

という状態の方も少なくないようです。

 

この低体温、食生活の乱れに端を発しているケースが多いのだとか!
例えば、朝食。

あなたは朝食を毎日食べていますか?

 

朝食は、単に空腹を満たすばかりではありません!
眠っている間に下がった体温を高めるという効果があるのです。

私たちは、食べ物のエネルギーから熱を作っているわけですからね。
その元がなくなれば、

体温をうまく上げられなくなってしまうのは仕方がないことです。

 

低体温のみならず、健康な生活の基本は
「3食しっかり食べて」、「体をよく動かし」、「ぐっすり眠る」ことです!

現代人は、夕食の時間が遅かったり、床に就くのが遅かったり…と、
本来の生体リズムを逸脱した生活に傾きがち!

そんな生活リズムの乱れが、低体温の症状を助長しているのでしょう。

 

理想的な朝食のススメ

朝食は、身体にとっては一種の“目覚まし時計”!
熱を作りだすために必要なエネルギーをチャージするのはもちろんのこと、

体温調整を司る自律神経の調整にも効果的です。

 

でも、一体どんな朝食を摂ったら良いのか迷いますよね。
食べれば良いというわけではなく、やはりその内容も問題です。

 

まず、熱を作る基礎となる栄養素は
「タンパク質」、「脂質」、「糖質」の3つですから、

低体温改善にこれら3つは欠かせません!
忙しい朝でも、最低限、

「主食(ご飯やパン)+卵+味噌汁(スープ)」は摂るよう心がけましょう。

 

これにプラスして、根菜類など
「身体を温める作用」のある食材を摂取できれば理想的!

 

例えば、ごほうやにんじん、じゃがいも、さつまいも 、里いも、
山いも、れんこん、 玉ねぎ、しょうが、にんにく、にら…など。

 

とはいえ、朝からにんにくは、ちょっとキツイですよね(笑)

 

他にも、わかめ、ひじき、昆布 といった海藻類や、大豆、あずき、
えんどう豆、そら豆、落花生、ごま 等の豆類。

あじ、いわし、さば、さんま、ぶり、あなご、どじょう、うなぎ 等の魚類。
みそ、こうじ、納豆、チーズ、酒かす といった発酵食品も

低体温改善に効果的な食材といえるでしょう。

 

朝食抜きはこんな影響が…

低体温克服の鍵は、正しい食事と適度な運動により筋肉の強化です。
食事はエネルギーを生み出して体温を作る元になりますし、

1日の熱産生量の50〜60%は、骨格筋による代謝と言われています。
どちらかが欠けても、

体温調節に何らかの支障をきたすことは間違いありません。

 

しかし、最近は朝食を抜く家庭が増えているために、
熱生産が少なくなり“低体温”になってしまう…という悪循環に陥りがち!

午前中の体温上昇を支える朝食を抜いてしまうと、
通勤・通学意欲が低くなり、日中に眠気を感じたり、

イライラしたり、疲れやすかったり…と様々な影響が出てきます。

 

最近、すぐに“キレる”子が増えている一因にも、
この“低体温”が挙げられているのです。

 

現代の家庭は、親の残業や子供の塾通いなどで
“夜型”に傾きやすい傾向があり、

結果的に「朝、食べられない」という状態になりやすいもの。
低体温を改善するためには、

この夜型の生活をリセットすることが必至なのかもしれません。

 

もちろん、夜の時間を利用して
ゆっくり家族の団らんを図ることは大切なことですが、

朝食の時間も家族にとっては大切。

 

夜と朝、食卓で顔を合わせてコミュニケーションを取ることは、
家族の絆を深めます。

 

単に低体温を改善するためだけでなく、
“心の栄養”という意味でも朝食は重要な役割を担っているんですね☆