低体温だと、どんな症状が出る?
その症状、もしかして低体温?
風邪を引いて熱を測った場合、
「熱がある」と判断するのは何度の時ですか?
たいていの人は、「37度以上」と答えるのではないでしょうか。
しかし、実際のところ、健康な方であれば37度は平熱です。
37度で「熱が出て辛い」という方は、おそらく低体温!
平熱が36度以下になっている方なのではないでしょうか。
最近、問題になっている低体温ですが、
初期の症状としては以下のような症状が挙げられます。
■低体温の症状
・平熱が低下する(35度台)
・冷え性
・身体のだるさを感じる
・朝、起きられない
・頭痛
・肩こり
・腹痛
・腰痛
・生理痛
・生理不順
・睡眠障害
・自律神経の乱れ
・更年期障害
…また、低体温の場合、抵抗力が低下するために
風邪などのウィルスと戦う力が落ちてしまいます。
通常は発熱してウィルスを死滅させようとしますが、
低体温の場合は身体の温度が上がりにくいのでウィルスが死滅しにくいのです。
加えて、“症状”とはちょっと違いますが、
新陳代謝が低く脂肪が燃焼しにくくなってしまうため
太りやすく痩せにくい体質になってしまうリスクもあります。
低温が1度下がると、基礎代謝はなんと12%もダウンしてしまうのだとか!!
1日に200〜500Kcalも基礎代謝を下げることになりますから、
1ヵ月に換算すると恐ろしいことに…。
「頑張ってダイエットしているのになかなか痩せられない。。。」
というあなたは、もしかしたら低体温なのかもしれませんよ!?
低体温は放っておくと危険★
「低体温なんて、ただちょっと体温が低いだけでしょ」
…と軽く見ていませんか?
それは大間違い!
低体温の症状を放っておくと、
取り返しのつかない大きな病気を引き起こしてしまいます。
現に、東洋医学では“冷え”は“未病”と分類されていて、
「今は病気の症状が出ていないが、発病する可能性が高い状態」
と定義されているのです。
低体温が原因で発病する重篤な病気の代表格といえば、やはりガンでしょう。
ガン細胞は、酸素を必要としない方法でエネルギーを獲得し増殖していく
「嫌気性代謝」をする性質があり、温度が低い環境下で活発化します。
ですから、低体温の人はガンになるリスクが高いといえるのです。
また、低体温によって骨盤の中の血液の循環が滞ると
子宮や卵巣の機能にも影響が出てきます。
よく、「女性は身体を冷やしちゃいけない」と言われますが、
これは、女性の卵子が好気性代謝をする性質を持っているから。
つまり、酸素を使ってエネルギーを獲得する細胞であるため、
血液が豊富で温かい場所を好むのです。
血行が悪くなると子宮や卵巣は大きな影響を受け、
子宮筋腫・子宮内膜症、不妊などの症状を引き起こしてしまう可能性が大!
女性のみなさん。
「単なる冷え」と侮らず、日頃から体温を上げる努力をしましょう。
低体温を克服して若返ろう!
低体温の症状は、軽いからといって決して放置してはいけないもの。
自分で自分の健康を守るためには、早めに対策をとることが大切です。
また、低体温の症状は “健康”を害するばかりではありません!
血行が滞るわけですから、新陳代謝も悪くなり
老廃物がうまく体外に排出されなくなってしまいます。
こうなると、細胞レベルで老化が進みます。
逆に、恒常的に体温を上げ、低体温を克服することができれば
新陳代謝も活発になり見た目も中身も若返ります。
低体温の状態が改善されると血液の流れがスムーズになりますので、
筋肉への栄養・酸素の供給もスムーズになりますし、
胃や腸の運動も活発化し消化機能もUP!
まさに身体にとっては良いことずくしですね(笑)
「最近、なんだか老けてきたな…」とため息をついているあなた!
低体温の症状を克服して一緒に若返りましょう♪