低体温のことがよくわかるサイト

低体温は生理痛を重くする

生理痛でお悩みではありませんか?

月に1度、女性にとっては憂鬱な1週間が巡ってきます。
それは…生理。

特に、生理痛が重いという方にとっては、地獄のような1週間ですよね…。

 

ところで、重い生理痛に悩まされる方の中には
“低体温”の方が多いってご存知でしたか?

 

低体温とは平熱が36度以下になる症状のことですが、
近年は子供からお年寄りまで

“低体温”の症状を持つ方が増えているんです。

 

生理痛に悩まされる女性の中にも
低体温や冷え性を訴える方が多いと言われていることから、

低体温と生理痛の関係がクローズアップされています。

 

「私は低体温ではない」という方でも、
お腹や腰を温めるとなんとなく生理の時の重苦しさが和らぐ…という感覚、

わかっていただけるのではないでしょうか?

 

そもそも“卵子”は好気性代謝
(酸素を使ってエネルギーを獲得する)をする性質を持っているため、

血液が豊富で温かい場所を好むのです。
ですから、温めることで血行が良くなると、

子宮や卵巣もスムーズに機能できるようになるんですよ!

 

低体温と生理痛の関係とは?

女性にとって辛い生理痛ですが、
低体温を克服することによって改善することが可能です。

そのためには、まず、
低体温が生理痛を引き起こすメカニズムを知っておく必要があるでしょう。

 

低体温になると、
身体は体幹部の熱を保とうとして末端の毛細血管を収縮させます。

その結果、血液の流れが滞り、
血液に含まれる酸素や栄養が子宮や生殖器にも行き渡らなくなってしまいます。

 

このような状態になると、子宮や卵巣の機能は低下。
また、子宮内膜や経血が体外へスムーズに押し出されなくなってしまいます。

 

同時に、子宮を収縮させる役割を担う
“プロスタグランディン”というホルモンの分泌量が増加し、

他の臓器が引っ張られることによって生理痛が助長されるとも言われています。

 

女性の生理周期では、
生理終了〜次の排卵までは“低体温期”と呼ばれ

体温が下がるような仕組みになっていますが、
その時期でも36度台の体温を保つのが健康な状態です。

 

低体温の方は、この低体温期と排卵後の“高温期”の差がほとんどなく、
体温が十分に上がりません。

一説にはこれが不妊の原因であるとも言われていますので、
これから赤ちゃんを望む方は特に“冷え”に注意してください★

 

身体を温めて生理痛&低体温を克服しよう!

低体温による“血液の停滞”が原因で起こる生理痛。
ここでは、辛い生理痛を克服するポイントをいくつかご紹介しましょう。

 

 

ストレスと上手に付き合う!

ストレスは交感神経を過度に緊張させ、自律神経のバランスを乱します。
これは体温調節機能やホルモンのバランスを崩し、

低体温や生理痛を引き起こす原因になりますので、
日頃からストレスを溜め過ぎないor

自分に合ったストレス解消法を見つけておきましょう。

 

 

水分を摂り過ぎない

冷たい水の飲みすぎは、腎臓に負担をかけます!
お肌のために水分を摂ることは良いことですが、水より白湯を飲みましょう。

目安は1日2Lです。

 

 

便秘を解消する

便秘は下半身の血液の流れを滞らせます。
老廃物をため込むのは美容にも悪影響!!

 

 

軽い運動を毎日続ける

軽い運動=ウォーキングを続けることで、
筋肉を効率よく鍛えて代謝をUPさせることができます。

 

 

…以上のようなポイントを心がけて、血液循環がスムーズな身体を作りましょう。
血液の巡りが良くなれば低体温も生理痛も改善されます。

1ヵ月に1度の辛いイベントを少しでも楽にするために、
できることから始めてみましょう。