低体温のことがよくわかるサイト

低体温は生理痛の一因

生理不順の定義とは?

みなさんの生理周期はおよそどのくらいですか?
中には、「何ヵ月も生理がこない」という方もいるのでは…。

 

健康な生理周期は約25日〜38日と言われ、
この周期を繰り返していれば生理不順ではありません。

一般的に“生理不順”といった場合は、
「頻発月経」と「稀発月経」に分けられ、

それぞれ以下のような特徴があります。

 

■頻発月経
生理周期が24日以内。

 

 

■稀発月経
生理周期が39日以上。

年に数回しか生理が起こらない場合もある。

 

 

この他にも、経血が極端に多かったり少なかったり、
生理の期間が極端に短かったり長かったり…と、様々なケースがあります。

 

大半の女性は生理に関して何らかのお悩みを持っているようですので、
それだけ現代生活は「女性に厳しい」ということの表れでしょうか??

 

ところで、生理が起こるシステムは、脳の視床下部や脳下垂体、
卵巣や子宮、そして性ホルモンのネットワークで構築されています。

 

生理不順があるということは、
このネットワークが正常に機能していない証拠。

 

その原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

生理不順の原因

月経の周期が大幅に乱れてしまう“生理不順”。
その原因の一つが、最近問題になっている“低体温”です。

 

低体温は血液の循環を滞らせ、
身体のあらゆる機能を低下させることが分かっています。

特に、子宮や卵巣は、“冷え”の影響を受けやすい臓器であるため、
低体温による弊害も大きいのです。

 

血液には、身体を正常に機能させるために必要な
エネルギーの素となる栄養素や酵素、ホルモンなどが含まれていますが、

これらがうまく輸送されないわけですから
当然のことながら生殖機能も低下します。

 

つまり、正常な生理を司るネットワークのバランスが崩れてしまうのは、
血液の循環が悪くなってしまうことが原因なんです。

 

その大きな要因の一つが“低体温”というわけ!

 

逆に言うと、低体温を克服して血液の循環を良くすれば
生理不順をはじめとするあらゆる婦人病が改善される可能性が高いということです。

 

生理不順の改善、不妊症の治療には、低体温の克服が必至なのです。

 

低体温を克服して生理不順を改善せよ!

低体温は生理不順の大きな原因の一つであるとご紹介しましたが、
元をたどれば無理なダイエットや偏った食事による栄養不足で

“身体が熱を作りだすチカラ”が低下したことに
端を発しているケースが多いようです。

 

急激なダイエットは、熱を作りだす“筋肉”を減少させ、逆に脂肪を増やします。
若い女性は、見た目を気にするあまり、安易にダイエットに走りがちですが、

そのために女性にとって大切な機能を損なう結果になってしまうのは考えものです。

 

私たちは食べ物からエネルギー源を得て体温を保っているわけですから、
食べないダイエットが低体温を招くのは当たり前。

正常な生理を保つためにも、無理なダイエットは止めましょう。

 

特に、“セレン”という成分の不足は女性にとってNG!
セレンの不足は、生理不順のみならず不妊症や流産の原因にもなります。

 

1度生理が止まってしまうと、
元のような健康なリズムに戻すには時間がかかります。

 

将来、健康で元気な赤ちゃんを授かるためにも、
低体温を改善して子宮をベストな状態に保っておきたいものですね☆