低体温はダイエットの大敵!
ダイエットしているのに痩せられない!?
ブートキャンプにコアリズム、納豆ダイエットに朝バナナダイエット、
低炭水化物ダイエットにマイクロダイエット…と、
雑誌やテレビでは様々なダイエットが紹介されていますよね。
それぞれ、栄養学やら運動生理学の権威によるもっともらしい解説がついていて、
「一体どのダイエット法が一番効果的なの〜!?」と迷ってしまいます(笑)。
でも、中には、
「一通り試してみたけど、どれも満足するような効果がなかった…」
という方もいらっしゃることでしょう。
ダイエットしているのに痩せらない…その原因、ご存知ですか?
答えは…基礎代謝!
基礎代謝とは、呼吸や体温調整など
生命を維持するために身体で消費されるエネルギーのことです。
なんと、ただ眠っている間でもエネルギーが消費されているんですよ!
この基礎代謝は、身体で消費される全エネルギーの
約70%を占めていると言われています。
当然、基礎代謝が下がれば…
エネルギーの消費量が減るわけですから脂肪も燃えにくくなりますよね?
結果的に痩せにくい体質になってしまい、
どんなダイエットも効果なし★
逆に、基礎代謝を上げることができれば、
寝ているだけでもどんどんエネルギーを消費できるようになるわけですから、
ダイエット効果が出やすくなります。
「ダイエットの効果が出ない」とお悩みのあなたは、
この基礎代謝が落ちている可能性が高いというわけです。
低体温は基礎代謝を下げる!
基礎代謝をUPさせることがダイエット成功の鍵となることは
ご理解いただけたと思います。
ダイエットというと、とかく、運動量を増やしたり
食事量を調整したりすることばかりに目が向いてしまいがちなもの。
しかし、基礎代謝を上げることができれば
「運動をしていないときでも消費するエネルギー量が増える」
…ということになりますので、
それだけ太りにくい体質になることができます。
実はこの基礎代謝、体温と深い関係があることが分かっています。
最近は、平熱が36度以下という“低体温”の方が増えているようですが、
体温が1℃下がると基礎代謝は12%も低下するのだとか!
基礎代謝量が1,400kcal/日の方なら、
1日で168kcalも消費量が減ってしまいます。
ちょうど、コンビニのおにぎり1個分くらいでしょうか…。
「それくらいならたいしたことない」と思われるかもしれませんが、
塵も積もれば山となる!
1ヵ月では5,040kcalものカロリーになります。
脂肪1kgの熱量は約9,000kcalですから、1ヵ月で約560g体重が増える計算に…。
2ヵ月で1キロ。
半年後には…
もう、これ以上は想像したくないですね(汗)
低体温は、それだけで太りやすい体質を作ってしまうというわけ★
本気で痩せたいのなら、まずは低体温を改善しましょう。
低体温を改善してダイエット成功♪
低体温を改善するには、食生活の乱れを正し、
ストレスを溜め込まない生活を心がけることが効果的です。
■正しい食事で低体温にサヨナラ!
ダイエットのためにサラダばかり食べている方も多いかと思いますが、
サラダは身体を冷やします。
特に、夏の野菜や果物はNG★
ゴホウ、大根、ねぎ、ニンジンなど、
根菜類をメインとした温かいメニューにチェンジしましょう。
また、体温を上げる重要な役割を担う
“筋肉”が衰えてしまうことも低体温の原因の一つ。
筋肉を修復するためにも、
良質のたんぱく質(脂肪分が少ないお肉や大豆など)を
しっかり摂取することが大切です。
さらに、白砂糖を使った甘いお菓子や、
カフェインを含んだコーヒーやお茶も身体を冷やすい元!
暑いからといって冷たい飲み物をガブ飲みしたり、
食事の代わりにお菓子を食べたりしているあなたは要注意です。
■自分に合ったストレス解消法を見つけよう
ストレスは、体温調整を担う自律神経系のバランスを乱します。
自律神経系は交感神経と副交感神経で構成されていますが、
どちらかが過度に緊張した状態が長く継続すると血行不良を生じ、
低体温を発症させてしまうのです。
音楽を聴くでもよし、運動するでもよし、読書をするでもよし…。
忙しい時間の中で自由に使える時間を見つけ、
自分なりにストレスを発散することが大切です。
著者のオススメは、ウォーキング♪
有酸素運動なら効果的に体温を上げて低体温を改善することができますし、
外を歩くことは想像以上に気持ちが良いものです。
好きな音楽を聴きながら歩くのも良いでしょうし、
鳥のさえずりや川のせせらぎを聞きながら歩くのも心癒されることと思います。
無理なく心肺機能をUPさせることもできますので、
自ずと心臓や肺が鍛えられて全身の持久力もアップ。
もちろん、ダイエット効果も!
低体温を改善+自然と無理なく痩せられる+お腹がすくのでご飯も美味しい♪
みなさんも、自分に合ったストレス解消法を見つけてくださいね☆